> Top > 特集レポート > 「惜別、『富士・はやぶさ』号 > 追記:「別府に残る『富士』の面影 - ダイヤ改正後の湯の街で」 (You're here.)
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まえがき
13日にお届けした、「惜別、『富士・はやぶさ』号」レポート。
今回はそれの続き的要素として、このレポートをお届けする。お読みいただければ幸いだ。
昨日(2009年3月16日)、別府駅近辺を訪ねる機会があったので、行程の合間の数十分で別府駅を訪ねた。
関東人の管理人、ゆきふりほしみにとっては、別府のみならず九州全土は未知の土地であった。
別府駅での撮影の中、私は「富士」が遺した、わずか、ほんのわずかだが、大切な面影を見つけた。
今回は、その面影を別府駅の写真と併せて皆様にお届けしたいと思う。
※別府駅の写真を併せてお届けするのは、ボリュームの関係です^^;
!? ……コホン、いきなり失礼^^; この銅像、(この変なレポートのせいもあって)一瞬焦るが、実は別府には欠かせない存在。 それまで類を見ないアイデアとキャッチフレーズで、別府を日本全国に宣伝し、別府を有名温泉地にした。 そんな偉い油屋大先輩、私のような凡人如きのレポートでこんなでだしに用いてしまって、本当に申し訳ない…… ああ、ディスプレイの前の皆様のブーイングが聞こえてきそうだ…… ※本当にマズいようでしたら、冒頭の赤い文を消す準備は出来ています^^; 油屋熊八ブロンズ像:別府駅前にて
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別府駅前には、足湯ならぬ「手湯」がある。 ちなみにバカな管理人は、時間に追われていて体験しなかった>< 手湯:別府駅前にて
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先述の「油屋熊八」像および「手湯」は、どちらも別府駅東口にある。 ちなみに、油屋大先輩の手は、少々前に垂れている(斜めから確認)ので万歳ではなさそうだ。 ……それにしても某「わぁい!」を思い出すのは私だけだろうか^^; 油屋熊八ブロンズ像・手湯:別府駅前にて
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そろそろ本題に移るとしよう。 別府駅西口付近には、「富士・はやぶさ」の廃止を惜しむバウムクーヘンが販売されていた。 包装の箱がカマ(EF66・EF81)と客車になっているのは丁寧な仕様。 富士・はやぶさ バウムクーヘン:別府前にて
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「富士・はやぶさ」のうち「富士」が乗り入れていた別府では、「富士」の記念のオレンジカードが販売されていたようだ。 残念ながら、私が別府駅を訪ねた際は、写真の通り既に売り切れていた。 それにしても、「乗り入れていた」と、文章に過去形を使わなければいけないのがなんとも悲しい。 「富士」記念オレンジカード 売り切れのお知らせ:別府駅にて
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ホームに上がったところ、このような停車位置表示を発見した。 もう決してやって来ない、彼の青色をした主。 「富士」停車位置表示:別府駅にて
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一般的なタイプの駅標。 @2009/3/17 | JR九州仕様の駅標。駅名の下にその土地をイメージしたマークを入れるのが慣例のようだが、こちらでは剥がれ落ちてしまっている。 @2009/3/17 | やはり別府=温泉だ。 @2009/3/17 |
某H氏「だからHっていうな〜っ!! あたいバカじゃないもん!!」( 神奈川では9両編成というタイプを見かけないため、ついつい撮影。 9両編成停車位置表示:別府駅にて
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あとがき
少々短いが、以上で「富士」の面影と別府駅の写真は終了だ。
ダイヤ改正から既に3日が経過し、「富士・はやぶさ」が完全に姿を消してから既に2日が経過している。
彼は遠くに行ってしまったはずだが、何故か今でも近くにいるように感じる。
その逆で、近くにいるように感じるのに、もう彼は遠くに行ってしまった……
せめて季節列車でも良い、彼の姿を毎年一度でもいいから目にしたい。
それが叶わぬなら、どうか「さくら」のように、何らかの形で復活して欲しい。
私たちは、決して彼らの雄姿を忘れない。
またいつか会えるであろう、「富士・はやぶさ」号よ――!
Goodbye, Sleeping Express [ Fuji and Hayabusa ] !! I always Remember You !!
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Cielo Estrellado
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